2017年9月28日木曜日

自公政権の退場必ず


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 戦争法の強行採決から2年となる9月19日、国会正門前に1万
人を超える市民が集まりました。この2年間の激動と、それに
呼応した市民運動の発展に目を見張りました。
 「誰の子どもも殺させない」と横断幕を掲げるママの会のみな
さんは、2年前は選挙に関心がなかったのに、今は「私たちの
運動と選挙はセットです。一人ひとりが行動して選挙で政治を
変えましょう」と訴えます。「市民と野党の共闘で安倍政権を
倒そう」とコールが響き、安倍退陣を求める気迫を感じます。
 安倍総理は国会開会日の9月28日に解散すると言います。
8月の内閣改造の時に言った「仕事人内閣」はどこにいったのでしょうか。国会への
丁寧な説明をすることもなく、加計・森友問題、日欧EPAなど、全く議論もなしに
言論を封殺するまさに疑惑隠し、言論封殺、道理も大義もない党利党略です。こんな
卑怯(ひきょう)な解散は見たことがありません。この暴走政治を変えるたたかいが
始まります。
 東北では、比例で高橋千鶴子さんの6選とふなやま由美さんの2議席目を、北海道
では、前回11年ぶりに衆院議席を復活させた、はたやま和也さんの再選と、川部竜二
さんの2議席目を目指しています。すべての小選挙区候補のみなさんとともに、総力を
挙げてたたかう選挙です。野党と市民の共同の力で暴走政治ストップ、自公政権の退
場を勝ち取りましょう!
                (しんぶん赤旗 2017.9.24掲載)