2017年10月18日水曜日

やれることすべてやり尽くしましょう!


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 公示後、市民と野党の統一候補となった小選挙区2区、
7区、9区、12区に入り、候補者とともに街頭から訴え
ました。また比例カーでも札幌市内1区、3区、4区、
空知の10区、上川の6区へと回りました。稲刈りも
終わり、一日一日と紅葉がすすみ、赤や黄色の色彩の
鮮やかさに秋の深まりを感じますが、安倍暴走政治への
怒りも感じます。
 「市民と野党の共同の力、日本共産党の躍進で、安倍
暴走政治を退場させる絶好のチャンスです!」の訴えに、
通り過ぎる車の窓から手を振り、クラクションが鳴ります。農村地域に入り
JA(農協)と懇談すると、直接の政権批判は避けながらも、「米の直接支払い
交付金(いわゆる所得補償)が来年からゼロになる。わが農協では所得が
約37億円も失われることになるに等しい」などと、深刻な実状が語られました。
 住民と一番近い地方自治の現場からの目線も、国の政治をシビアに見ています。
道東を回ったときに、ある自治体で、「安倍さんは、消費税の増税分の予算を、
子育てと教育に使うと言うけれど、わが町では、すでに人口減を止めようと、
子育てのための対策を厳しい財政の中で、やりくりしてきた。今まで国は、
財政に余裕があるなら、地方交付金は削減する、ペナルティをかけると言って
きた。勝手だ」との意見は、安倍首相のすりかえの理屈を鋭く見抜くものだと
感じました。
 いよいよ最終版、勝利に向けて、やれることはすべてやり尽くしましょう!

2017年10月15日日曜日

国民の手に政治をとりもどすとき


岩渕 友参院議員
「国会かけある記」

 2年前、安保法制が強行されたときの国会前を思い返し
ています。「戦争法案今すぐ廃案」というコールは、採決
が強行された瞬間「戦争法は今すぐ廃止」と変わりました。
誰もあきらめていませんでした。そして、「野党は共闘」
という声に押されて、市民と野党の共闘が実現しました。
市民と野党が力を合わせて、安倍暴走政治を終わらせる。
誰もあきらめず、政治を前に進めてきました。
2年間、市民と野党の共闘が育んできたものは、簡単に
壊せるものではない。その通りだと自信を持って言えます。
 北海道での候補者一本化は全国を励ましています。日本共産党は7選挙区で
立候補を取り下げました。地域の隅々まで足を運び、苦労や困難に寄り添い、
政治を変えるために何としても国会へと、何度も決意をされてきたと思います。
 ともに歩んできた支持者、後援会員、党員のみなさん。みなさんの気持ちを
思うとき、敬意という言葉では言い尽くせない気持ちになります。そして統一
候補になったみなさんの大奮闘に胸が熱くなります。市民と野党が力をあわせ、
安倍暴走政治を終わらせる。国民の手に政治を取り戻す選挙です。
 街頭で訴えていると、ブレずにスジを通す日本共産党にかつてない期待が寄せ
られます。北海道での党議席は立場を超えて共同の輪を広げる力になってきま
した。この議席を必ず。そしてさらに増やして、国会でともに奮闘したい。
必ず勝ちましょう!私も全力を尽くします。

比例を軸に頑張ろう!



紙智子 参議院議員
「国会かけある記」

 2014年の12月14日夜、畠山和也氏当確を聞き、11年ぶりの北海道の衆議院議席回復に心の底からバンザーイ!を叫びました。あれから、はや2年10か月。日本共産党の衆院議員は8人から一気に21人に躍進し、その力で政治を動かしてきました。質問時間が倍以上に増え、テレビに出る機会が増えました。衆院の農林水産委員会の議員は、ゼロから2議席に、南関東ブロックで千葉県の斉藤和子さんと畠山和也さんになりました。   
 畠山議員は、当選から1ヵ月に満たない年明けの2015年1月に、党議員のトップバッターとして初質問し、酪農現場の実態を告発しました。私も応援傍聴し堂々と質問する姿に、感動しました。ゼロから2人に増えたことによって、TPP(環太平洋連携協定)や「農政・農協改革」など、安倍官邸農政と対決し、論旨明快な論戦は存在感を示しました。北海道にとって、比例の一議席回復が、どれだけ大きな意味を持つのかを痛感した2年10ヵ月です。
 夕張へ、矢臼別へ、高波被害、台風被害の現場へ、オスプレイ飛来への抗議へ、泊原発、幌延の調査、再稼働を許さないたたかい、時には金曜日行動を励まし、JR北海道の鉄路廃線問題では、道議団や地方議員とも連携し、ほとんどの関係自治体へ足を運び、懇談し、国会で論戦、打開の道を政策にまとめました。
 この力が倍以上になったら、人々の願いに応え政治を変えることができる! さあ、比例を軸に勝利へ頑張ろう!

2017年10月7日土曜日

比例を軸に頑張ろう!



紙智子 参議院議員
「国会かけある記」

 2014年の12月14日夜、畠山和也氏当確を聞き、11年ぶりの北海道の衆議院議席回復に心の底からバンザーイ!を叫びました。あれから、はや2年10か月。日本共産党の衆院議員は8人から一気に21人に躍進し、その力で政治を動かしてきました。質問時間が倍以上に増え、テレビに出る機会が増えました。衆院の農林水産委員会の議員は、ゼロから2議席に、南関東ブロックで千葉県の斉藤和子さんと畠山和也さんになりました。   
 畠山議員は、当選から1ヵ月に満たない年明けの2015年1月に、党議員のトップバッターとして初質問し、酪農現場の実態を告発しました。私も応援傍聴し堂々と質問する姿に、感動しました。ゼロから2人に増えたことによって、TPP(環太平洋連携協定)や「農政・農協改革」など、安倍官邸農政と対決し、論旨明快な論戦は存在感を示しました。北海道にとって、比例の一議席回復が、どれだけ大きな意味を持つのかを痛感した2年10ヵ月です。
 夕張へ、矢臼別へ、高波被害、台風被害の現場へ、オスプレイ飛来への抗議へ、泊原発、幌延の調査、再稼働を許さないたたかい、時には金曜日行動を励まし、JR北海道の鉄路廃線問題では、道議団や地方議員とも連携し、ほとんどの関係自治体へ足を運び、懇談し、国会で論戦、打開の道を政策にまとめました。
 この力が倍以上になったら、人々の願いに応え政治を変えることができる! さあ、比例を軸に勝利へ頑張ろう!

2017年9月28日木曜日

変えるチャンス、意気高く!


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 いよいよ解散・総選挙! 1ヵ月もない超短期決戦です
が、全道の党と後援会、読者・支持者のみなさんと心ひとつ
にがんばります。力強い応援を心よりお願いします。
 北海道の比例定数は8。日本共産党の議席は決して「指定
席」ではなく、11年ぶりに勝ち取ったこの議席を2年
10ヵ月で失うわけにいきません。同時に、比例2議席へ前進
することが安倍政権を終らせる確かな保障になります。
かわべ竜二比例予定候補と、全道で訴えぬきます。原稿を
書いている時点では確定していませんが、小選挙区の共闘
も必ず成功させたい。
 前回の選挙のことを思い出します。12月という極寒・積雪のなかで文字どおり
走り回ってビラを届けてくれた方、病院から力を振り絞って支持の電話をかけて
くれた方、ドラムをたたいて宣伝を盛り上げてくれた方、おいしい食事を作って
くれた方、一生懸命に手を振ってくれた方、議会の合間に奮闘された地方議員さん、
選挙事務所・地区委員会の支え‥‥他党と違う議席の重みが、日本共産党にあると
痛感しながらたたかいました。
 当選後、国会で議員バッジをつけた時に同僚議員と「本当にバッジが重い」と
話したことを覚えています。振り返れば反省ばかりの日々でしたが、道民の声を届
ける大切さを痛感しました。安倍政権の暴走や強行採決の連発には、何度も怒りの
声をあげました。もっと力をつけねばと心底、思いました。
 政治を変えるチャンスです。意気高くたたかいたい! 

自公政権の退場必ず


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 戦争法の強行採決から2年となる9月19日、国会正門前に1万
人を超える市民が集まりました。この2年間の激動と、それに
呼応した市民運動の発展に目を見張りました。
 「誰の子どもも殺させない」と横断幕を掲げるママの会のみな
さんは、2年前は選挙に関心がなかったのに、今は「私たちの
運動と選挙はセットです。一人ひとりが行動して選挙で政治を
変えましょう」と訴えます。「市民と野党の共闘で安倍政権を
倒そう」とコールが響き、安倍退陣を求める気迫を感じます。
 安倍総理は国会開会日の9月28日に解散すると言います。
8月の内閣改造の時に言った「仕事人内閣」はどこにいったのでしょうか。国会への
丁寧な説明をすることもなく、加計・森友問題、日欧EPAなど、全く議論もなしに
言論を封殺するまさに疑惑隠し、言論封殺、道理も大義もない党利党略です。こんな
卑怯(ひきょう)な解散は見たことがありません。この暴走政治を変えるたたかいが
始まります。
 東北では、比例で高橋千鶴子さんの6選とふなやま由美さんの2議席目を、北海道
では、前回11年ぶりに衆院議席を復活させた、はたやま和也さんの再選と、川部竜二
さんの2議席目を目指しています。すべての小選挙区候補のみなさんとともに、総力を
挙げてたたかう選挙です。野党と市民の共同の力で暴走政治ストップ、自公政権の退
場を勝ち取りましょう!
                (しんぶん赤旗 2017.9.24掲載)



2017年9月23日土曜日

党利党略の解散に審判を


岩渕友 参院議員
「国会かけある記」

 安倍首相が、28日に召集される予定の臨時国会冒頭で
衆議院を解散すると言っています。森友・加計問題をめぐる
疑惑、日報隠ぺい疑惑にフタをするための、あまりにも露骨
な疑惑隠しであり、国民の怒りと批判、野党の追及に追い込
まれていることの表れです。
 野党4党は6月末に、これらの疑惑を明らかにするため、
憲法53条に基づいて臨時国会を開けと要求してきました。
この求めに応じず3ヵ月も放っておいて、ようやく臨時国会
を開くと思ったら、まともな議論も疑惑の解明もしないまま
解散する。「党利党略のための解散」「立憲主義の観点から認められない」など、
批判の声があがるのは当然のことです。こんなやり方を許すわけにはいきません。
 安倍首相は、今解散すれば多数の議席を得ることができると思っているかもしれ
ません。改憲勢力3分の2以下どころか、少数派へと追い込んで、思い知らせよう
ではありませんか。
 昨年の参議院選挙以降も、新潟県知事選挙、仙台市長選挙と共闘は発展して
きました。安保法制はもちろん、共謀罪の廃止を求める声は上がり続けています。
安倍政権を倒すための鍵は市民と野党の共闘です。そして、野党共闘を誠実に
進め、安倍政権にかわる新しい政権、野党連合政権を提案する日本共産党を大きく
することがどうしても必要です。
 市民と野党の共闘の勝利、日本共産党の躍進で安倍政権に審判を下そうでは
ありませんか。私も全力を尽くす決意です。

障害者たちの笑顔


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 障害者の小規模作業所などでつくる「きょうされん」の
第40回全国大会が札幌市で開かれ、全体会に足を運び
ました。
共同作業所づくりは50年を迎えるということで、その歴史を
ふりかえるステージ企画は最後の大合唱まで圧巻!ゲストと
してスキージャンプの葛西紀明選手もいらっしゃいました。
 もともとジャズドラム製作の下請け作業をしていた知的
障害者の家族などが、親会社の倒産をうけて「自分たちで
働く場をつくろう」と作業所を設立したのが始まりでした。
地方自治体をも動かし、全国で共同作業所づくりが一気に広がり半世紀。パンフに
は「苦しかったこと、楽しかったこと、ともに泣いた日のことを思い出してみたい」
と書かれていました。
 スピーチと全国から参加した仲間の歌声に胸を熱くしました。札幌で、精神障害
を持ちながら実名を公表して運動をしてきました。宮城県女川町では、大震災後に
作業所を建て直して、歓喜の声が上がりました。基本的人権を永久の権利として保
障した憲法97条の意義が基調報告で強調されました。
 会場へ行く前に昼食を取っていたら、「畠山さん」と声をかけてくださる女性が
いました。ボランティアとして参加されるとかで、何だかうれしそう。大会を支え
るみなさんと障害者のみなさんの笑顔に、心があたたかくなった一日でした。
              (しんぶん赤旗 2017.9.17掲載)

2017年9月15日金曜日

共同の発展が歴史を開く


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 残暑が残る9月の午後、日差しは強く、熱い秋のたたかい
を予感させるかのように、じわりと汗がにじみます。
「市民と4野党の共闘で安倍政権にレッドカードを!」と、
4野党が勢ぞろいした共同演説会がJR新さっぽろ駅前で
行われました。
 「野党は共闘」のプラカードを持った皆さんが次々と集
まり、熱気が伝わってきます。昨年4月の衆議院5区の補欠選挙で始まった共同
が発展しています。
自由党の森ゆうこ参議院議員、民進党の池田まき道五区総支部代表、社民党道連の
豊巻絹子副代表、そして戦争させない市民の風・北海道の上田文雄共同代表、
日本共産党の私が、訴えました。
 昨年参議院新潟選挙区で自民党を打ち破って勝利した自由党森議員は、「市民
と野党の共同は、選挙の時だけでいいわけではない、国民のための政治に変える」
と訴え、民進党池田さんは、「庶民のための政治は私たちが作る。中央で何があろ
うとも、地方で庶民の命を守れるように責任をもつ」と、社民党豊巻さんは「立憲
主義を破壊する安倍政権を許さないため力を合わせよう」と、市民の風上田さんは、
「国の進路を決めるのは我々国民。戦争法を廃止、改憲を阻止するために市民と
野党の共闘が大事」と訴えました。
 野党の中で離党騒ぎなどいろんな動きはありますが、政治を動かしているのは
市民の力、国民の運動であり、揺るがない共同を求める動きが歴史を開いている
ことを感じました。
 

2017年9月5日火曜日

ソバが取り持つ縁


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 国会内には、いくつか食堂などがあります。先日、よく
行くソバ屋さんでバッタリと自民党のM衆議院議員と会い
ました。せっかくなのでと2人並んで、ソバを食べました。
 Mさんは政務3役経験があり、今は自民党内でもある
役職に就いています。ある議員立法の作業の際に面識が
できて以来の仲で、会うたびに「共産党ががんばってくれ
たから成立できた」と言ってくれます。なぜか私が取り
まとめの功労者と思われていて、そのたびに恥ずかしい
思いをします。
 このソバ屋さんは国会内だけでなく、いくつかの省庁にも出店しています。
もとは官僚出身のMさんが「よくソバを食べていたんだよ。出向でしばらく本省
から離れて、戻ってソバ屋に行ったら『しばらく来なかったじゃないか』と言わ
れてね。覚えてくれてたんだね」と話をされ、国会論戦では「共産党の議員は
本当に鋭い質問をしてくるよね」とも。立場の違いはあれ、ていねいに答弁する
Mさんを知っているので興味深く話をうかがいました。
 自民党にも議員一人ひとりに様々な方がいますが、安倍政権以降、党内がモノ
トーン(単色)化して異論を言えなくなったと言われます。いずれにしても、
憲法破壊や国民が被害を受けるような政治を終わらせることが今の一番の仕事。
その日本共産党の筋を通す姿勢は、自民党の議員もよくわかっていることでしょう。
お互いに「がんばりましょう」と述べあって、ソバ屋を後にしました。

共闘の努力 ここに


岩渕 友参院議員
「国民の願いを胸に」

 恒例となっている日本共産党東北ブロックの後援会交流・
決起集会が8月25、26日両日、青森県平川市で開かれまし
た。日帰りを含め約300人の方が参加し、会場熱気ではいっ
ぱい。とにかく元気になりました。
 昨年の参院選、7月の仙台市長選など、市民と野党の共闘
を発展させる先頭に立ってきた東北。各地の取り組みを聞い
て、どんな努力や苦労、やりがいがあったのかよく分りました。これらの経験は
総選挙にも生きるものばかりです。
 講演をした党中央委員会選対局の田熊和貴さんからは「かつては力があっても
選挙で勝つことができないこともあった。今は都議選ののように、力さえあれば
勝つことができる情勢だ」との話がありました。
 党に大きな期待が寄せられるようになったのは、後援会のみなさんの粘り強い
活動があったからこそ。この力をさらに大きくしたいと、活動を再開させた女性
後援会や文化後援会からのパワフルな発言もあり感動しました。
 こうした積み重ねが比例東北ブロックから2議席を実現しようという、大きな
力になっているのだと思います。
 津軽三味線の演奏や民謡、各県の出し物にも元気が出て、津軽富士と呼ばれる
岩木山とりんご畑、田んぼが広がる美しい景色、りんごが浮かぶ温泉にも心身と
もにすっかり癒されました。比例東北ブロックから2議席実現へ。心一つに頑張
りましょう!
          (しんぶん赤旗 2017.9.3掲載)

2017年8月30日水曜日

被災地で歴史的な母親大会


岩渕友 参院議員
「国会かけある記」

 岩手県盛岡市で開催された第63回日本母親大会に参加
しました。道内各地から参加されたみなさんともお会いし、
交流することができました。
 歴史的な大会になったと思います。来賓として達増拓也
岩手県知事と谷藤裕明盛岡市長が参加。知事と市長が一緒
に参加するのは、大会史上初とのこと。
会場が大いに沸きました。また、実行委員長はJA岩手県
女性組織協議会会長です。2015年の県知事選挙で、
野党が共闘して達増知事を誕生させ、その後も発展して
きた市民と野党の共闘が新しい変化をつくっていることに胸が躍りました。
   東日本大震災後、東北で初めて開催されることになった大会。岩手、宮城、福島
の3県で被災地をめぐる分科会が行われました。大震災から6年5ヵ月経った
被災地の現状を知ってもらう貴重な機会になりました。大会の様子は地元紙が
見開きで紹介しました。
 私にとって岩手県での日本母親大会は2回目。前回は1988年の第34回大会
です。小学生だった私は母と一緒に参加しました。といっても、暑かったことぐらい
しか思い出せないのですが。今回母は参加できませんでしたが、親子で参加される
方々も多くいらっしゃいました。
 母親大会は原水爆禁止が原点です。草の根で運動が続けられ、次の若い世代に
つながっています。その努力に思いを馳せながら、核兵器禁止条約にサインする
政府をつくらなくてはと改めて決意しました。

秋田豪雨が気がかり


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 7月に秋田県を襲った集中豪雨。直後に高橋千鶴子衆院議員が
現地に入り政府に要請しました。8月18日に農業被害の全容を
つかむため、高橋議員、岩渕友参院議員、ふなやま由美衆院東北
比例予定候補とともに、私も秋田市と大仙市へ入りました。
 現地で、加賀屋千鶴子県議や佐藤純子、鈴木知両秋田市議、
佐藤文子、藤田和久両大仙市議と合流して、被災地を回り、
日本海に注ぐ雄物川とその支流に沿う甚大な被害の様子がわかりました。
 秋田市では、農林水産業の総額で約91億円の被害に上ることが
明らかになりました。大仙市でも過去最大の被害だといいます。
国は激甚災害指定を行いましたが、不安や心配が渦まいています。
 「農業施設や土木関係は補填(ほてん)されると言うが、自治体負担はどこまで
負担できるのか」「農作物は共済で対応するため秋の収穫まで待たなければならず、
水につかったところがこの後、病気が出ないか心配」「枝豆日本一を目指して作付
けしたところが水没。後に何を植えられるのか」「基盤整備の償還の最中にまた
被害に遭ったので、これ以上の負担は無理」などの声が出されました。
 8月24日から再び大雨が降りました。落ち着く間もなく雨のたびに不安が襲う
現地を思うと、気がかりでなりません。現地と連絡をとりながら解決に向けて取り
組みたいと思います。
            (しんぶん赤旗 2017.8.27掲載)

2017年8月23日水曜日

農業への熱い情熱たぎる姿


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 太田原高昭先生(北海道大学農学部農業経済学科教授、
名誉教授)が亡くなられました。講演などでは、いつも
笑顔で、実に楽しそうに語りかけ、それでいて、農業への
熱い情熱がふつふつとたぎる姿が目に浮かびます。
 北海道農業が危機に直面していた時には複合経営を
提案し、農家の経営を支えました。
日本共産党が「農業再生プラン」を提案し、各地でシンポ
ジウムを開催しましたが、パネリストをこころよく引き受け
てくださり、研究者の立場から発言してくださいました。
 北海道農業の特徴である「輪作体系」についても、「同じ作物を同じ土地に植え
続けると、連作障害が生まれるので、それを防ぐ方法として、農家自身が編み出し
たのが輪作体系であり、麦、大豆、ビート、馬鈴薯などを、ローテーションを組ん
で作付けする、変えることで連作障害からは解放された」と農家の取り組みを
評価し、励ましました。
 安倍政権が進めるTPP(環太平洋連携協定)や「農協改革」についても、
ずばり本質的な問題を指摘し、協同組合そもそも論を解き明かしてください
ました。政府が、地域に重要な役割を果たしている総合農協を否定する背景に、
農協マネーとJA全農が持っている農村市場を狙う、日本と米国の資本の野望が
あることを明らかにし、農協解体を止めるために、衆議院の農林水産委員会で意見
陳述もしてくださいました。心からの感謝を込めて、哀悼と、今後の奮闘を誓い
たいと思います。

黙っている場合じゃない


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 オスプレイの訓練やめよ!
 北海道で始まった日米共同訓練は、最大規模となる2000人
の米海兵隊が参加するうえ、墜落事故を起こしたばかりの
オスプレイの飛行を強行しました。
   紙智子参院議員と即時中止するよう要請したところ、
防衛省は「安全」と強弁する米国の主張を追認した答弁に
終始しました。夜間訓練がありうるとようやく認め、
オスプレイの飛来は前日夜に関係自治体へ連絡するとも
答えました。まさに「米国ファースト」といった
ありさまです。
 監視も兼ねて、報道公開されていた訓練開始式に足を運びました。式を終えて
バスで移動するとき、米海兵隊とすれ違いました。20代前半と思われる顔立ちには
幼さが残り、笑顔で手を振る隊員も多くいました。
バス一行が日本共産党の議員だと知らなかったでしょうが、彼らが戦場でたたかう
訓練をするのかと思うと、悲しい気分になりました。
 いつも全線へ送られるのは、米国でも日本でも変わりなく若者たちです。憲法9
条の歯止めがなくなってしまえば、日本の若者たちも一緒に海外で武器を手にする
ことになるのでしょう。そんな日本にしていいのか。車中で考え込みました。
 黙っている場合ではありません。道内各地では怒りの抗議が波状的に広がって
います。安倍政権の暴走には、東京や仙台で厳しい審判も下りました。勝負はこれ
からです。
              (しんぶん赤旗 2017.8.20掲載)

2017年8月18日金曜日

北海道を米軍基地化するな


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 オスプレイは北海道に来るな! 10日から始まった
日米共同訓練に、道内から怒りと批判の声が湧き起こって
います。紙智子参議院議員と私も、防衛省へ訓練の中止を
要請してきました。
 何しろ今月5日に、豪州での訓練で墜落事故が起きた
ばかり。墜落したオスプレイは沖縄・普天間飛行場の所属
でした。昨年12月に名護市で起こした墜落事故も
同所属で、米国からの事故調査報告書もまだ出されて
いません。これでどうして、日本政府はオスプレイの
訓練を認めることができるのでしょう。
 防衛省は、ぽろっと「日米安保条約にもとづき」と言いました。安保条約の
もとでは、日本は米国にモノ言えないと白状するようなもの。おりしも核兵器
禁止条約が国連で採択されたのに、米国の「核の傘」のもとで交渉にさえ出席
しなかった態度と重なります。これが憲法九条を持つ日本政府の姿なのか。
 今月5日、矢臼別での平和盆踊りに参加しました。元自衛官の末延隆成さんが、
参加者を前に「自衛隊にいた時は反対運動のみなさんが邪魔な存在だった。
しかし、実際に自衛隊員を守っているのはみなさんだ」とあいさつされました。
まさに、たたかいはここから、たたかいは今から!という雰囲気がみなぎり
ました。
 今回の日米共同訓練は、安保法制=戦争法が成立したことを受けて強化されて
いるもの。大本から転換するため、安倍政権を解散・総選挙へ、そして退陣に
追い込みたい。

2017年8月11日金曜日

安倍政権終わりに


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 7月27日、28日、道議団、札幌市議、旭川市議、
総選挙予定候補のみなさんが行った政府交渉に、畠山和也
衆院議員、紙智子参院議員と同席しました。参加された
みなさんが地域をくまなく歩き、住民の声を丁寧に
つかんでいることが交渉のやりとりを聞いてよく分かり
ました。政府がどんな答弁をしようと、「これが住民の
声だ」と厳しく迫る言葉には説得力があり、何よりも強い
ものだと思いました。
 「反省している」と言うけれど、説得力がないのが
安倍首相です。どこでも「安倍首相は嘘ばっかりついている」と、怒りの声が
寄せられます。直近の世論調査では、安倍内閣を支持しない理由は「首相が
信頼できない」がトップとなっており、安倍政権に対する不信感はますます
大きくなっていると感じます。
 内閣改造だといって、加計、森友、日報問題などにかかわる大臣を交代し、
さらなる疑惑隠しをする。しかも疑惑の中心である安倍首相はそのままです。
大臣をやめたから終わりという訳にはいきません。真相を明らかにさせると
ともに、安倍政権を終わりにしなければなりません。
 先日、福島県内のある首長さんから、「こんな時だからこそ、日本共産党に
頑張ってほしい」と激励をいただきました。都議会議員選挙に続き、市民と
野党の共闘で勝利した仙台市長選挙でも安倍政権に審判が下りました。市民と
野党の勝利、日本共産党の躍進で政治を変えましょう。みなさんと力を合わせ、
全力で頑張ります。

2017年8月2日水曜日

シンプルでわかりやすいスローガン


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 第60回北海道母親大会に参加しました。1954年に
アメリカがビキニ環礁でおこなった水爆実験による被害に
抗議し、「核戦争の危険から子どもを守ろう」を合い言葉
に1955年に第一回全国母親大会が、核兵器廃絶、
被爆者援護等をスローガンに第一回原水爆禁止世界大会が
開催されました。
 平塚らいてうらは共同行動を世界にも呼びかけ、国際
民主婦人連盟は世界母親大会をスイスで開く広がりを示し
ました。60年の歩みをスケッチした映像を見ながら、
小笠原貞子さんや、多嶋光子さんなど、戦後の母親運動を引っ張ってきた先輩たち、
その志を受け継いできた母親たちの願いと運動を深く感じることができました。
 「命を生み出す母親は、命を育て、命を守ることを望みます」このスローガン
のもと、どれだけ多くの母親、女性が参加し励まされてきただろう、命を軽んずる
政治が横行する中で、このスローガンは、シンプルだけど、とてもわかりやすく、
共感できるものだと改めて思いました。
 7月27日、28日には、日本共産党の北海道委員会、道議団、札幌・旭川
市議団、総選挙をたたかう比例と小選挙区の予定候補者が勢揃いし、11省庁を
相手に政府交渉を行いました。JR北海道の鉄路廃止問題をはじめとして、各分
野の切実な要求をかかげ、全員が現場の声をぶつけて発言、政府に迫りました。
「政権末期」と言われる安倍政権に対し、解散総選挙へ気迫のこもった交渉と
なりました。

政府に事実突きつける


岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 日本共産党東北ブロックと北海道ブロックの政府交渉
(26~28日)に参加しました。
 地方議員や総選挙の比例と小選挙区の予定候補のみな
さんが地域をくまなく歩き、多くの声を聞いていること
を実感しました。
  交渉で住民の声を聞こうとしない政府の態度に「現場で
こういうことが起きているんだ」と、政府に事実を突きつける姿は力強い。
 福島県の要望に「原発事故をうけておこなわれているコメ
の全袋検査の継続を国の責任でおこなうこと」という項目がありました。
 先日JA福島中央会にうかがったときに、「全袋検査があるから扱ってもらえる。
期限を決めずに継続してほしい」と要望を聞いたばかりです。農家のみなさんが
継続を求めています。
 これに対して、農水省の担当者が「検査をすることで風評被害が広がるという
意見もある」と、農家の願いを踏みつけにするとんでもない発言が飛び出しました。
 私たちは「撤回するべきだ」と厳しく抗議。高橋千鶴子衆院議員が担当者を呼び、
激しいやりとりをした結果、政府側は「県の判断を尊重する」と述べました。
 国が原発事故を終わったことにしようとしている姿勢がはっきり現れた交渉でした。
 政府交渉の成果は今後のたたかいにも生きてきます。引き続きみなさんと力を
合わせて全力で頑張ります。
            (しんぶん赤旗 2017.7.30掲載)


2017年7月26日水曜日

若い世代に向き合って


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 岩見沢市・滝川市での演説会の後、青年たちと語り合う
機会がありました。「そらち憲法カフェ」と名付けて月に
一度、政治や社会のことを話し合う場として続けてきている
そうです。
 「地域に点在しているので集まること自体が大変」
「政府は農業を大事にしていない」など、どのように若い
世代が集まり、地域づくりに関わるかなど熱心な話になりました。
「カフェ」主催者の一人であるSさんの「ここに来れば話が
できるという場をつくりたかった」との言葉が印象的でした。
 労働者後援会の集まりでは、参加した女性が次のように話されました。「息子は
契約社員で手取り十二万円、職場も転々として三つ目。安定した仕事をと願ってい
ますが、息子は『自分のまわりも、そういう友達ばかり』と今の状況を当たり前と
思っているようなんです」。あらためて若い世代の置かれている現実に、胸を痛め
ながら話を聞きました。
 連合が「残業代ゼロ法案」を修正容認する動きに、労働者や組織内から批判の声
が沸き起こっています。背景には、市民と野党の共闘へ楔(くさび)を打ちたい
官邸の意向がありそうですが、ともあれ誰のための労働組合かが問われる事態。
都市部であれ農村部であれ、多くの若い世代が悩み、もがいている現実に正面から
向き合う時だと思います。
 読まれているみなさんの近くに、このような青年はいないでしょうか。つながれば
希望は見えてきます。私も力を尽くしたい。

欧州訪れ新たに決意


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 参議院の委員派遣で、東欧のチェコ、ポーランド、北欧の
フィンランドなどを訪れました。どの国も美しい中世の町並みが
あります。
 しかし、美しいだけではない、重い現実を内在させて、今に至
っていると痛感しました。かつてカンヌ映画祭の最高賞を受賞し
たロマン・ポランスキー監督の映画「戦場のピアニスト」の舞台
となったポーランドのワルシャワで、ユダヤ人が強制的に住まわ
された居住地区であるゲットーやワルシャワ蜂起の博物館を訪れ
ると、ナチス・ヒトラーの侵攻をうけ、抑圧された歴史の爪痕があります。
  説明員の話を聞き、「戦場のピアニスト」の映像がよみがえりました。ユダヤ人
ピアニストであるシュピルマンは、強制労働を強いられながらも、反ナチス地下
活動組織に関わり、ゲットーのそばの一室に隠れ住みます。ドイツ軍との激しい
交戦の中でヒュピルマンが、ついにドイツ軍将校に見つかります。ピアニストで
あることをあかすと、ピアノの演奏を命じられ、ショパンの「夜想曲20番」を
演奏。その見事な演奏に、ドイツ軍将校は、ピアニストであることを認め、彼を
解放する。実話に基づく作品として、話題となった一コマです。
 ちょうどこの7月、国連の会議で核兵器禁止条約がはじめて採択されました。
あらためて核兵器も戦争もない世界への決意を新たにしました。
              (しんぶん赤旗 2017.7.23掲載)

2017年7月18日火曜日

政策を磨き党を知らせる


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 国会終了後に行ってきた国政懇談会。今回はみなさんの
お話をじっくり聞かせていただこうということで、紙智子
参院議員、畠山和也衆院議員とともに団体へ訪問し、懇談
しました。
それでも時間が足りなくなるほど多くの問題が出され
ました。
 地方創生とはほど遠く地域が疲弊するなかで、安心して
住み続けることができる地域をどうつくっていくのかが
問われていると感じました。また、どこでも都議選の結果が
話題になりましたが、安倍政権を追いつめる
たたかいが道内でも広がってきたことが確信になる懇談でもありました。
 畠山議員とは、経済団体への訪問・懇談も行いました。「立場の違いを超えて
納得できる政策を」など率直なご意見もいただき、みなさんのご意見も活かしな
がら政策を磨いていく必要性を実感する懇談になりました。同時に日本共産党の
ことを知らせる努力が必要だと感じました。
 7月15日に行われたある青年のつどいで、「いろいろな党のマニュフェストを
見比べた。どの党の政策が実現すれば豊かな暮らしを送ることができるか。共産党
だと思った。安倍政権と対決しているというだけではなく、日本共産党のどこが
支持されていると思うか」という質問が出されました。誰もが人間らしく生きる
ことができる社会をという、自分の入党の原点を思いました。命をかけて戦争
反対を貫き、国民主権、男女平等を掲げ続けてきた日本共産党。創立95周年を
迎えました。この党をもっと大きく!

鉄路ある風景残さねば


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 東京都議選が終わり北海道に戻るやいなや、東京より暑い
連日の真夏日!14日夜の党十勝地区委員会主催の記念講演会
は、会場に何台もの扇風機が回り続けるほどでした。読者の
みなさん、熱中症などには、気をつけてください。
 この間は連日、JR北海道の路線廃止問題での懇談を続け
ています。先日は日高本線を抱える日高管内5町を、今日は
根室本線を抱える南富良野町と新得町を訪ねました。
 日高、根室両本線とも、もともとは自然災害を受けた路線
であり、その復旧は何よりも最優先されるはず。議論の土俵
をすり替えるJR北の姿勢に、厳しい意見が続出しました。
 地元で活動する市町村議や小選挙区候補、党組織が、日本共産党が4月に発表した
鉄道提言を事前に届けてくれていました。どこでも話が尽きません。ある町長さんは
「経済性だけで(路線廃止を)考えていいのか」と話し、別の町の副町長さんは30年
前の国鉄分割・民営化にさかのぼった議論の必要性に触れました。「地方を切り捨て
るのか」との意見がいずれも共通しており、国の責任を問う声も。私は国会で頑張り
ますと約束しました。
 移動中、踏切を渡る時がありました。列車は来ないとわかっていても、どの車も
一時停止して左右を見ます。ここにも鉄路があることの当然の風景です。通学、通院、
通勤…地域経済と当たり前の生活ができるよう鉄路を守る活動をいっそう強めます。
              (しんぶん赤旗 2017.7.16掲載)
 


2017年7月11日火曜日

訪問して国会報告・懇談会


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 東京都議選で厳しい審判を受けて、安倍政権は、まともな
反省をすることなく「信頼を回復する」といって首相はG20
に出かけました。はじめにしたことは、日欧EPA(経済連携
協定)の大枠合意です。誰との信頼でしょうか。日本国民
にはいっさい情報も出さず、関係者への説明もなく、影響
試算も出さず、一方的に合意内容をおしつけようというので
しょうか。相変わらず、国民の声を聞くつもりがない安倍
政権に、ますます国民の批判は高まるでしょう。
 北海道で5,6日と、畠山和也衆院議員、岩渕友参院議員
とともに、国会報告・懇談会をしました。これまでは集まってもらいましたが、
一人5分程度しか話せないことから、今回は新しい試みとして、こちらから訪問し、
許される時間で意見交換しました。9つの民主団体と党道議団に加え、農業、漁業
団体、消費者団体などです。どこでも歓迎していただきました。私たちも、
それぞれの団体が抱える切実な課題を受け止めながら、要求に基づく活動の大事
さを痛感しました。
 今回初めて懇談した北海道獣医師会では、「獣医師の偏在」について、「産業
動物の多いところは、人が少ない地域であり、そこでの定着を考えると、生活の
ギャップを埋めたり、配慮する必要がある。偏在の解決のためには、こうした条件
整備と教育水準を上げるための教授の配置など、既存大学での充実が大事だ」と
話してくださいました。対話の幅を広げ国会活動に生かしたいと思います。

2017年7月4日火曜日

政治は必ず変えられる


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 日本共産党は議席を伸ばして躍進、自民党は過去最低の
議席数を大幅に下回った東京都議選。安倍政権への明確な
審判となりました。北海道からのたくさんの応援も、大きな
力になりました。連帯の力が、政治を動かしました。
 私も連日、政党カーから支持を訴えましたが、足を止めて
話しかける人の多くが「安倍首相はひどすぎる」と口をそろ
えていたのが大きな特徴でした。今後、安倍首相が逃げ続けたり暴走を加速する
ようなら、さらに大きな審判を受けることになるでしょう。
いや、次なる政治戦となる衆議院選挙で必ずそうしたい!
 多くの選挙区で、市民と野党の共闘が進んだことも大きな財産となりました。
日本共産党の候補を応援していただいたり、日本共産党も他候補の支援をしたり。
これだけ多くの方と心を通わせて選挙をたたかったことは、次にも必ず生きるはず。
このつながりが強まり広がることは、政治を変える希望の道だと確信しています。
 野党四党で臨時国会を開くよう求めつつ、私も北海道での活動を強めます。
今週は道労連や北農中央会などとの懇談、釧路市での演説会、JR路線維持へ
首長さんとの懇談などを予定しています。自民・公明による安倍政治が続けば、
地方切り捨てが加速していくことは明らかです。戦争できる国づくりへ、憲法改悪
の野望も安倍首相は捨てていません。私自身も多くの方とつながり、北海道の願い
を背負って、さらに奮闘します。

怒られると思ったら


岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 都議選勝利へ!国会議員団も全力を尽くそうと各地で訴え
てきました。いよいよ今日は投票日です。
 演説をしていたら、こわい顔をして近づいてくる人がいま
した。怒られるのかなと思ったら「自民党支持だけれど安倍
(首相)に真剣に怒っている。この怒りを誰にぶつけたらいい
のかわからないからここに来た」と言います。「今回初めて
お宅の党へ入れた。安倍(首相)は国民のことをばかに
している」と声をかけられたり、どこでも安倍自公政権
への怒りの声が寄せられます。
 安倍首相が加計学園疑惑を隠すために獣医学部を全国に展開すると言い出したり、
自民党改憲案の提案を前倒しすると言い出したり、稲田防衛大臣が自衛隊を私物化
する発言をするなど、安倍首相、安倍政権の暴走、国政の私物化があまりにもひどい。
怒りが広がるのも当然です。
 「豊洲移転だけは絶対にイヤ」「国保料が高すぎる」「加計学園の疑惑解明を徹底
してやってほしい」「憲法守って」という声が寄せられます。
 暮らしを守ってほしいという願いを実現し、安倍自公政権への何よりの審判になる
のは日本共産党の議席です。
 前回の都議選での共産党の躍進は、その後の国政選挙での躍進につながり、市民と
野党の共闘を発展させ政治を前に動かしました。日本共産党の勝利が都政も国政も変
える大きな力になります。 (しんぶん赤旗 2017.7.2掲載)

2017年6月28日水曜日

広がる怒りと民主主義求める流れ


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 都議会議員選挙が始まりました。憲法違反の共謀罪の
強行、加計学園・森友学園疑惑など国政の私物化、暴走する
安倍自公政権に審判を下すチャンスの選挙です。日本共産党
国会議員団は告示前に事務局員のみなさんも参加する決起
集会を開き、総力を上げて都議選をたたかっています。
 街頭から訴えていると、こわい顔をして近づいてくる
方が。怒られるかなと思っていると、「自民党支持
だけれど、安倍に真剣に怒っている。この怒りを
どこにぶつけたらいいのか分からないからここに来た」と
話しをされました。同じような声が、自民党支持だ、公明党支持だという方から
次々と寄せられます。
安倍自公政権への怒りがどんどん広がっていることを感じています。
 共謀罪は、委員会での審議をすっとばして、本会議で採決するという異常な
やり方で強行されました。加計・森友疑惑にフタをするために国会は閉会したい、
けれども共謀罪はなんとしても通したいという、自分たちの勝手な都合で審議を
打ち切り、採決を強行するなど断じて許せません。加計疑惑も新たな事実が次々
と明らかになっています。
 北海道新聞が行った世論調査は、全国に先駆けて、安倍政権に厳しいノーの
審判を突きつけました。市民のたたかいが世論を動かしています。民主主義を求
める流れは止めることはできません。市民と野党が力をあわせて、共謀罪廃止、
疑惑の徹底解明、そして安倍自公政権を退陣へ追い込みましょう。

勝負はこれから


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 東京都議選が始まりました。告示前は豪雨・暴風の日も
あり、その後は30度近い炎天下。それでも各区の候補は元気
よく、支部と後援会のみなさんが意気高く選挙をたたかって
います。どこでも握手が力強い。
 全国から支援に駆け付けたみなさんと休憩中に話がはずみ
ます。先日は静岡県のみなさんと一緒でした。「TPP
では、よくテレビで質問を見ていたよ」「児玉健次さん
(元衆院議員)は元気かい」。国会談議に花を咲かせている
と、元衆院議員の平賀高成静岡県議が見えられました。
 「僕が当選した時は、東海ブロックで3議席を取ると思わなくて風呂に入って
いたんだよ」と笑って話す平賀さんから、あたたかい激励をもらいました。
 休憩を終えて宣伝へ向かうときに、その場にいたみんなで「都議選に勝利しよう」
「安倍自公政権を終わらせよう」と誓い合いました。連帯の力に、とても励まされ
ました。
 どこでも訴えに足を止めて聞く方がいます。自転車を止めて聞き、拍手をして
いった男性。ウンウンとうなずき、通り際に「頑張って」と声をかけてきた女性。
必ず支持は広がると確信する一方、まさに勝負はこれからという激しさです。
 「1人でも多くの都民に共産党の声を届けたい」。私も政党カーで連日、訴え
ます。北海道・東北のみなさんの頑張りと全国の連帯の連帯の力で都議選勝利を!
            (しんぶん赤旗 2017.6.25掲載)

2017年6月23日金曜日

安倍政権が震え上がる審判を

紙 智子 参院議員
「国会かけある記」

 10日は久しぶりに仁木町での後援会の集いに、翌日には
札幌市厚別区の行動に参加し、午後から東京に戻って都議選
の応援に入りました。
 安倍暴走政治に対する国民の怒りは、東京も北海道も同じです。
テレビや新聞で、リアルタイムで情報が流れ、安倍政権への
不安、怒りが広がりました。八王子市では、街頭で年配の
女性が「もっとしっかりしてよ!」というので、「何に腹を立てているのですか?」と
聞くと「安倍さんよ、安倍さん、何とかして!」と加計問題で前文部科学省の事務次官
を攻撃する安倍政権の卑劣さに対する怒りをぶつけられました。
 一方、厚別区では、訪問先で「テレビ見て共謀罪に対する金田法務大臣のひどい答弁に腹を立てていたところなの、ほんとに何とかならないの?」と言われ、安倍政権の横暴ぶりを話すとともに、「都議選で日本共産党を勝利させ、安倍政権が震え上がる審判を下しましょう! そのためにお知り合いの方に支持を呼びかけて!」とお話しし、しんぶん
赤旗も購読していただきました。
 6月18日で国会が閉会となりましたが、加計学園、森友学園など国政の私物化疑惑にはふたをしたまま、内心の自由を踏みにじる共謀罪法の審議を打ち切り、強行した安倍政権の傲(ごう)慢(まん)さに、国民の批判がますます高まっています。各紙の世論調査でも、軒並み内閣支持率が急落し、不支持が上回ってきました。都議選で審判を下し、安倍政権を退陣に追い込みましょう!

怒りを都議選に込め

紙 智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 1月から半年続いた通常国会が閉会しました。何と言っても、
安倍政権の傲慢(ごうまん)さが際立つ国会でした。
安部首相は予算委員会などで聞いていることに答えず自分の
考えをまくし立てる、森友学園や加計学園の問題など安倍首相
の進退にかかわることになると、証人喚問には応じず疑惑隠し
です。
 「総理のご意向」が働いたとされる文書は「怪文書」などと
いって切り捨てる一方、悪法は数の力で強行。内心の自由も踏み
にじる「共謀罪」法は法務委員会の審議を無理やり打ち切って
本会議で採決する横暴ぶり。
 「もり」もあれば「かけ」もある。そしてまだ飲み込んでいないうちに「ハイ、
次!」とおわんに入れる「わんこそば」のように農業関連8法に福島法を次々と
押しつけました。
 国会での野党共闘も広がりました。共謀罪は廃案を、安倍政権のもとで憲法改悪
に反対、森友、加計問題の徹底追及に力を尽くすことを確認しました。
 農業では雑誌「女性のひろば」8月号の企画で、参院農林水産委員会に所属する
民進党の徳永エリ議員、田名部匡代議員、無所属の舟山やすえ議員と私の4人で
「農業女子」座談会を行い、政治家になるきっかけや農業に対する思いを語り合い
ました。
 国会は、閉会してもたたかいは続きます。怒りを都議選に込め日本共産党の勝利
で示しましょう。 (しんぶん赤旗 2017.6.18掲載)

2017年6月14日水曜日

ジャガイモに込める思い


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 この原稿を書いている時点では、国会会期末まで残り
一週間。国会内外の奮闘で「共謀罪」法案を廃案にする
ため、私も最後まで力を尽くします。
 ある与党議員とエレベーターでバッタリ。話題は
加計学園疑惑。「地元で支持者から『安倍さんも、
もう少しまるく話ができないものか』と言われたよ」
とのこと。首相が話を「まるく」収めることなど想像
できませんが、まともに答弁していない首相の姿勢は
見透かされているんですね。
 北見市での演説会後、農家のみなさんと懇談する機会がありました。
シロシストセンチュウというジャガイモに付着する線虫被害が周辺であり、
その影響で生食ジャガイモが作付けできないことについての要望です。
国や道からは「加工用として出荷を」と言われるものの、生食用と加工用では
価格差が大きく、かつ種イモも確保しているので何とか補償ができないか、
というもの。
 これまでもシロシスト対策は農水省へ要望してきましたが、あらためて
翌日に農水省職員と話し合いました。一時間後、その職員から「私か上司か、
どちらか現場へ行きます」と電話がありました。何とか良い方向へ進んで
ほしいし、少しでも現場の力になれるかなとホッとしました。
 今日は冷たい雨が降っています。連続して北海道を襲った昨年の台風で、
畑から流れ出したタマネギやジャガイモを思い出しました。今年は無事に収穫
できるだろうか。政治は何ができるんだろうと考える毎日です。

 

2017年6月7日水曜日

民主主義を求める流れは止められない


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」
 
 先月、つどいに呼んでいただきライラックの咲く札幌に
うかがいました。つどいでは、久しぶりの再会を喜びあい、
初めての出会いがあり、「コラム、いつも読んでいるわよ」
と声をかけて下さる方もいて、大変励まされました。衆院
法務委員会で共謀罪法案が強行採決された直後ということ
もあり、必ず廃案に追い込もうと決意しあう場になりました。
 つどいの合間をぬって、畠山和也衆院議員と街頭
から訴えると、「安倍政権倒してほしい」と声をかけて
下さる方が。集会やデモ、街頭からの訴えが広がるなかで、共謀罪法案がどんな
法案か、安倍政権のあらゆる分野での暴走、国政の私物化の実態などが知られる
ようになり、怒りが広がってきているのだと感じました。北海道新聞による全道
世論調査では、安倍内閣の支持率が下落し、「支持しない」との回答が大きく増え、
57%にものぼっています。
 共謀罪法案の審議が参議院で始まりました。政府は「共謀罪は人権を制約する」
と国連が懸念を示していることにまったく答えないという異常な態度をとり、
参院の論戦で一般人が広く監視対象となる危険が明らかになっています。
 原発再稼働反対!安保法制反対!など、政府は声をあげる市民が広がることを
おそれているからこそ共謀罪を強行しようとしています。民主主義を求める流れは
止めることはできないということを、市民と野党のたたかいで示そうではありま
せんか。共謀罪を廃案へ!全力でがんばります。

「政権倒して」の声


岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 「安倍政権を倒してほしい」
 衆院法務委員会で「共謀罪」法案が強行採決された直後、
札幌駅前で畠山和也衆院議員と訴えているとこんな声が
かかりました。国民のなかに怒りが広がっていることを
強く感じています。
 世論調査では、共謀罪について「審議の進め方がよく
ない」「衆議院での審議は不十分」と答えた方が6割に
のぼります。
 ところが1日、安倍晋三首相はラジオ番組の収録で「不安
を広げるための議論を延々としている」と述べました。参院での審議が始まった
ばかりだというのに、国民の声をまったく聞かない姿勢があらわになっています。
 政府は、「共謀罪は人権を制約する」と国連が懸念を示していることにまったく
答えないという異常な態度をとっています。
 参議院の論戦で、組織的犯罪集団が環境保護団体などを隠れみのにしている場合
は「共謀罪」の適用対象となると答弁するなど、「隠れみの」かを調べるために
一般人が広く監視対象となる危険が明らかになっています。
 廃案を求める集会やデモが北海道・東北各地で大きく広がっています。原発再
稼働反対!安保法制反対!など、政府は声をあげる市民が広がることをおそれて
いるからこそ「共謀罪」を強行しようとしています。
民主主義を求める流れは止めることはできないということを、市民と野党のたた
かいで示そうではありませんか。私も全力でがんばります。
         (しんぶん赤旗 2017.6.4掲載)

2017年5月31日水曜日

政治の私物化を許さない


紙 智子 参院議員
「国会かけある記」

 参議院で「共謀罪法案」の審議が始まりました。朝日新聞
の世論調査では、「今国会での成立は必要ない」は64%、
「政府の説明は不十分」は78%に及んでいます。国会論戦
を通じて、法案は、内心を処罰するものであり、市民が処罰
の対象になる可能性があることが、わかるにつれて、国民の
批判も、日に日に強くなってきました。参議院では、そう
した国民の疑問により一層わかりやすい議論で、徹底して
審議し、廃案に追い込むため力を尽くします。
 加えて今週、焦点として浮上するのは、加計学園の獣医師学部新設についてです。
これまで「獣医師は全体として充足している」「新たな学校建設は必要ない」と
して、この52年間、申請されても却下されていたのに、なぜ突然、認められた
のか?。そこに、「安倍総理の意向」が働いていた疑惑が高まり、それを裏付ける
内部文書の存在が明らかになりました。
 菅官房長官は、「怪文書」と切って捨てたけれど、次いで、文部科学省の前事務
次官が登場し、記者会見で「文書は本物」と語ったことで、一気に国民の疑惑は
深まり、真相究明を求める声が大きく膨らんでいます。政府は説明する責任が
あります。そのためには、総理質疑、参考人、証人喚問等が必要です。それが
出来ないというなら、国民の税金を使った政治の私物化に他なりません。
 憲法九条の改憲発言、共謀罪法案、森友学園、加計学園等、政治の私物化を許さ
ないたたかいを広げます。
 

「隠ぺいの極み」政権


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 自民・公明・維新がごり押しした「共謀罪」法案は、いよ
いよ国連からも疑念の目が向けられました。政府は説明どこ
ろか「不適切」だと切って捨てる態度に。国連にまで盾突く
姿勢は、あまりにも異常です。
 加計学園をめぐる疑惑では、文科省前事務次官が「総理の
ご意向」文書の存在を認めました。事務方トップの発言です
から極めて重いものなのに、ここでも政府はまともな調査も回答もしないまま。隠ぺいの極み!
   安倍政権は「モラル崩壊」という水準を超えて、危険な
独善性が前面に出てきました。しかし自分たちに不都合な事実をすべて隠そうとする
姿勢は弱さの表れ。世論と論戦で追い込めれば、ガタガタと崩れていくのは間違い
ありません。
 農林水産委員会で、ちょっとした”異変”がありました。「畜産経営の安定に関する
法律」改正案の付帯決議に、「規制改革推進会議の意見は参考にとどめ」と盛り込
まれ、与党も含めて決議されました。
 規制改革推進会議とは、農業や医療の規制は「岩盤」だと攻撃してきた安倍首相
肝いりの民間議員機関です。この法案もその流れで出てきたもので、与党内での
「上からの改革」への不満がくすぶっていると思いました。
 だからこそ、多くの方々と私も政治を変える道を語り合いたい。安倍政権への
たたかいは、新しい政治をつくる準備の期間。どっしり構えて頑張りぬきます。
           (しんぶん赤旗 2017.5.28掲載)

2017年5月25日木曜日

食べ物を粗末にするな


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 原稿を書いている時点で「共謀罪」法案は、まだ衆議院
本会議にかけられていません。いずれにしても憲法違反の
法案を、このまま可決させるわけにはいかない。廃案に向け
て野党四党も共同しています。私も力を尽くしたい。
 先日、札幌市で種子法廃止をうけたシンポジウムがあり
ました。主催は「親子で憲法を学ぶ札幌の会」。北海道産
農産物のマルシェまで開く力の入れようで、会場も
びっしり。私も手作りカレーをおいしくいただきました。
 山田正彦・元農林水産大臣に民進党・徳永エリ参議院
議員、私も加わったシンポジウムは関心の高さがビンビンと伝わる会場の雰囲気。
食と農を営利企業に売り渡す、安倍政権のやり方に多くの方が不安を感じているん
ですよね。真剣な視線とともに、時々聞こえる赤ちゃんの泣き声。参加者は若い
お母さんはじめ、圧倒的に女性が多かったのも特徴でした。
 種子法廃止法案は可決されましたが、どんどん不安の声が広がって、いま農水省
は全国での説明会に追われる事態になっています。与党のなかにも「そんな問題が
あったのか」と今ごろ慌てている様子も。会場から「北海道で、種子を守る会を
つくろう」との発言に、共感の拍手が広がりました。
 シンポジウム後、主催者のAさんから「これ食べて!」といただいたのは玄米
おにぎり。モグモグ食べると、お腹も心も満たされていく感じに。食べ物を粗末に
する安倍政権には、必ずしっぺ返しがくると確信しました。

「隠れ共産党」のエール


紙 智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 「なぜいま『隠れ共産党』?農業と日本の未来」というテーマ
で行われた、日本共産党のネット番組「とことん共産党」に、
岡山大学大学院教授の小松泰信さんをお迎えしました。
 小松さんとは初対面でしたが、とても気さくで、おもしろい
人柄に加え、農業に対する熱い思いに、大感激。以前、某新聞の
コラムで、「純粋に農業政策を協議するに値する政党は日本共産
党だけだ」「数年前の国政選挙から同党に投票している」とカミ
ングアウトしたことが話題となりました。
 そのきっかけは、安倍政権が「戦争法」を強行したことだった
と言います。対極にいる日本共産党の綱領に「農業を基幹的産業と位置づけ」ている
と知り、好きになったそうです。「これを前面に押し出せば、保守層や農家の人たち
の反応はもっと変わると思う」とエールを送ってくださいました。
 安倍政権の暴走は止まりません。衆議院法務委員会では、自民、公明、維新により
「共謀罪」法案が乱暴に採決強行されました。
 答弁のたびに答えが変わり、弁当とビールを持っていたらお花見で、地図と双眼鏡
を持っていたらテロの疑い?こんなばかげたことを真顔で答える法務大臣。戦争法と
同じで国民の声を聞く意思はないようです。
 小松さんのような「隠れ共産党」がますます姿を現すように頑張らなくてはなりま
せん。
              (しんぶん赤旗 2017.5.21掲載)

2017年5月19日金曜日

声をあげ続け、「共謀罪」廃案へ


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 前復興大臣が、大震災があったのが「東北でよかった」と
いう暴言で辞任しました。この間、相次ぐ暴言について
「かけある記」にも書きました。大臣だけでなく安倍政権に
対する怒りでいっぱいです。安倍首相は「任命責任は自分に
ある」と言いますが、問われているのは任命責任だけでは
ありません。相次ぐ暴言を認めてきたのは安倍首相自身で
あり、被災者を切り捨てる安倍政権の姿勢が問われて
います。
 切り捨ててきたのは被災者だけではありません。
国民の声が踏みにじられています。安倍首相は憲法9条に3項を設けて自衛隊を
明記する改憲を行い、2020年の施行を目指すと表明しました。
審議すればするほど疑問が出てくる「共謀罪」法案を、自民、公明、維新が強行し
ようとしています。国会前では連日「共謀罪は廃案!」の声があがり、道内でも、
全国でも集会やデモが行われています。
 国民の世論と運動は政治を前に動かしています。5月5日、泊原発停止から
5年を迎えました。毎週金曜日の道庁前抗議行動をはじめ、道内各地で再稼働に
反対する行動が行われてきました。そして泊原発を再稼働させない連絡会が発足
しました。どんなときでも声をあげ続けていることが再稼働を許さない大きな力に
なっています。
 市民と野党ががっちりスクラムを組んで、「共謀罪」法案廃案へ、戦争する国
づくりに突き進む安倍政権を退陣に追い込むため全力でたたかいます。

2017年5月9日火曜日

暴走政治の思い通りにはさせない


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 晴天に恵まれたゴールデンウィーク。江別市野幌森林公園
に行き、自然の芽吹き、生命の息吹を満喫しました。 
 冬枯れから、一気に芽吹きはじめています。桂の淡い緑。
高い木立を見上げると、こぶしの花が見事に咲き誇ってい
ます。足元を見れば、エゾエンゴサク、エンレイソウ、
ひとりしずか、二輪草、座禅草、湿地には水芭蕉、エゾノ
リュウキンカ、水たまりには、エゾサンショウウオが卵を
産んでいます。野鳥のさえずりも、心地よく、シジュウカラがピース、ピースと
鳴いています。「平和運動は四十から」と覚えておくと忘れません。ヒヨドリ、
ウグイス、メジロもいます。
 1日のメーデーは、旭川会場に参加しました。山には残雪があり、気温6度、
風は冷たいけれど、皆さん、元気いっぱいです。札幌に戻り、畠山和也衆院議員と、
JA中央会を訪問し、安倍農政について、意見をお聞きしました。
 2日は、札幌白石区で支部の皆さんと、しんぶん赤旗の購読を呼びかけて行動。
午後には、畠山和也衆院議員、川部竜二衆院予定候補と合流し、憲法施行70年の
街頭演説会に参加。その後JRの政策提言を関係団体に届け意見交換。3日の憲法
記念日には、午前、午後と二つの憲法施行集会とデモ行進に参加しました。
 連休明け、「共謀罪」、「2020年までに改憲」を宣言した安倍暴走政治との
対決です。思い通りにはさせません。国民との共同の力をさらに発展させましょう。

2017年5月3日水曜日

復興相暴言許せぬ


岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 「大震災が東北でよかった」。今村雅弘前復興相の暴言
に、26日、首相官邸前に駆けつけた福島県農民連のみなさん
とこぶしを突き上げて抗議しました。
 被災地・被災者の苦しみを理解せず、復興への努力を踏み
にじるもので断じて許すことはできません。東北各地で
あがった怒りと抗議の声は、全国各地に一気に広がり
ました。
 今村氏の暴言はこれにとどまりません。「福島の復興はマラソンでたとえると30㌔
地点」「ふるさとを捨てるのは簡単」「避難は自己責任」など、東北の人たちの思い
や願いをふみにじる暴言にどれだけ傷つけられたことか。
 安倍首相は「任命責任は私にある」と言いますが、問われているのは任命責任だけ
ではありません。資格がない「復興相」はもっと早く辞めさせるべきでした。そして
次々の暴言を認め、かばってきたのは首相自身です。
 宮城県保険医協会の抗議文は「失言の背景にあるのは、復興への国の姿勢そのもの
だ」と厳しく批判しています。被災地を切り捨てる安倍政権の姿勢が問われています。
 「ふるさとを簡単に捨てられないから6年間も苦しんでいる」「言語道断だ。
被災地のことはもう忘れられているのか」と切実な声があふれ、この声を安倍政権に
質問でぶつけてきました。原発再稼働のために福島の事故を終わったことにするなど、
被災地を切り捨てる安倍政権は即刻退陣させるしかありません。
              (しんぶん赤旗 2017.4.30掲載)
 

2017年4月25日火曜日

しゃもじは角を使うんだよ


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 「共謀罪」法案の危険性が、さらに明らかになってきま
した。質疑のなかで、一般人が捜査対象になる可能性も
「なくはない」と法務副大臣が答弁しました。そもそも
「一般人」とは誰を指すのか不明ですし、監視社会を当然視
する告白のようなものです。断固廃案に追い込みたい。
 それにしても安倍政権は、どのような日本社会をめざす
つもりなのか。「森友」疑惑が噴き出すなかで、教育勅語まで「憲法に反しない」
ような活用を認める答弁まで出されました。憲法に反するから、
戦後の国会で教育勅語は排除・失効の決議があげられたのに!
 ある看護師さんから「学校に行けず読み書きもできないけど、教育勅語は言える」
という高齢の患者さんがいたとの話を聞きました。学校に通っていた兄姉が家でも
暗唱するのを聞いていて、自然と覚えてしまったとのこと。
 思い出しました。私の両親が食堂を営んでいたとき、仕出し弁当にご飯を詰める
のが私の仕事でした。しゃもじで押し付けるようにペタペタとご飯を盛る私に、
父から「しゃもじは角(かど)を使うんだよ」と教えられました。上手にできた覚えは
ありませんが、その一言だけはなぜか忘れず、今は私が子どもに「しゃもじは角を使う
んだよ」と教えています。
 子どものときに覚えて、ずっと身に着くことがある。だから為政者の都合の良いように、教育をゆがめさせてはならない。まして戦争に続く道など断固拒否。しゃもじが
私に、そう語っています。

強権的姿勢は弱さの表れ


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 毎週必ずと言っていいほど飛び出す大臣の暴言。与党から
「気のゆるみ」などと発言がありますが、ゆるみではなく
本音や本質の現れではないのでしょうか。
 国会運営でも、与党の異常な姿勢が顕著です。厚労委員会
では、民進党議員が森友問題を質問したから「法案審議は尽
くされた」と勝手にみなして、審議打ち切りと採決強行。
法務委員会では、野党が要求していない刑事局長を、採決で答弁者として登録するという前代未聞の事態。総理や大臣に代わって答弁に立ち、大臣はその答弁を繰り返すのみ。
 「それなのに、どうして支持率が高いんだろうねぇ」」と、ある集まりで聞かれま
した。
 生活苦や未来への不安は確実に広がっています。「何かおかしい」と感じている人も
多くいる。「それって自分だけかな?自分のせいかな?とみんな思っている」「政治の
ことを気軽に話せる場があれば一緒に声をあげられる」。そう語ったのは、札幌で活動
するユニキタの青年や若手弁護士さん。そうだそうだと私も納得。
 政府・与党の強権的な姿勢とモラル破壊は、やっぱり弱さの表れ。答弁をごまかし
たり、無理やりに抑えつけるしかなくなっています。市民と野党の共闘をこのまま
進めていけば、必ず安倍政権は終わらせられる!
 今日(23日)は小池晃書記局長と札幌で演説会。会場でお会いしましょう!
            (しんぶん赤旗  2017.4.23 掲載)

2017年4月20日木曜日

国の責任投げ捨てる暴言


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 前回のこの欄で今村雅弘復興大臣が、原発事故によって
避難区域外から避難するみなさんに対して、「ふるさとを
捨てるのは簡単」と言い放ったことへの怒りと、この問題を
大臣にただした復興特別委員会について書きました。
あの発言から一ヵ月も経たないというのに、今度は記者会見
で区域外避難は「自己責任」だという暴言が飛び出し
ました。国の責任を投げ捨て、どれだけ被害者の心を傷
つけるのかと怒りの気持ちでいっぱいです。
 暴言への怒りは全国に広がりました。復興庁前では連日
抗議行動が行われ、超党派の子ども被災者・支援議員連盟の一員として、紙智子参院
議員とともに復興副大臣に抗議と辞任を迫りました。
 今村大臣は「自己責任」発言は撤回しましたが、「帰還は自主判断」だと言います。
戻るか戻らないかが本人の判断というのは当たり前のことです。しかしその判断には
どれだけの苦しみを伴うか。しかも、住宅無償提供が打ち切られたことで、戻らざる
をえないという方たちが出ています。
 今村大臣はこれまでも暴言を繰り返してきました。しかしそれは個人の問題では
なく、安倍政権による原発再稼働のために福島の事故を終わったことにするという姿勢
そのものです。
 「共謀罪」法案の審議入り、森友学園問題、教育勅語復活など、どの問題をとっても
安倍政権の行き詰まりは明らかです。安倍政権を一刻も早く退陣に追い込まなくてはな
りません。私も全力を尽くします。
 

復興前進へ粘ります


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 今村雅弘復興相が「事故責任」発言をしたことを受けて、
「誰も好きで自主避難したわけではない」「お金がない人も、
子どものことを考えて、いても立ってもいられずに避難したの
です」と連日怒りの声が寄せられています。
 早速、今村復興相に質問しました。反省するなら、自主避難
者が帰還できない状況をを把握、分析し、今後の対策を立てる
べきだと言うと、「さまざまな状況の中で、避難されている皆さ
んの状況をよく聞いて要望に応えたい」と神妙です。
 在宅被災者の問題も聞きました。震災で自宅の被害をうけ
ながら仮設住宅に入れず自宅で生活を続けられている方のことです。昨年質問したときは実態把握を行っていないと言っていましたが、その後、取り組みを支援するために、被災者支援総合交付金、200億円の予算を組んでいると回答しました。
 在宅被災者258世帯を戸別訪問した仙台市弁護士会の報告書を紹介しました。
ボランティア団体と連携して訪問を行い、支援物資・各種サービス・支援情報が届いて
いないことを確認し、救済のために活動していると言います。
 私は、こうした活動に支援を拡充すべきではありませんかと聞くと、大臣は「手が届
いていないところにも丁寧にやっていく」と答えました。復興を前に進めるために、
これからも粘り強く要求していきます。
              (しんぶん赤旗 2017.4.16掲載)

2017年4月17日月曜日

粘り強い研究と生産者努力


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 4月5日、今国会に提出されている「主要農作物種子法廃止法案」についてのお話を聞くために、北海道の中央農業
試験場を訪ねました。
 試験場の場長さんはじめ、皆さんがそろって対応してくだ
さいました。米では、ゆめぴりか、きらら397、
ゆきひかりなど、すでに普及され、私たちの口に入っている
ものも多くありますが、実はうるち米だけでも十数種類もあるのです。
粘りや食感、甘味など食味をよくする工夫や、アレルギー
体質の人でも安心して食べられる品種などもあります。用途に応じて業務用米や、
飼料用米など多収性のもの、病害虫の耐久性を持った品種、耐冷性など、様々な
特性を備えた種類が生産されています。
 北海道の農業を発展させるための粘り強い研究と生産者の努力のたまものだと
思います。こうした品種開発、育種が行えたのは、種子法で、都道府県に普及
すべき主要な作物の優良な品種を決定するために、試験や原種、原原種の生産を
行うことを義務づけたからです。
 政府は、民間の参入が損なわれているから、法律を「廃止」すると言います。
法律上の位置づけがなくなれば、品質や安定供給は維持されるのかが不安になり
ます。優良品種に登録するために、試験をかさね、農業者の立場にたって試験
をし、どの地域で安定的に生産できるかを確かめて登録されてきたからこそ
信頼感があったのです。
 国民に安全な食料を提供する種子生産に、廃止法案は廃案にすべきです。

2017年4月3日月曜日

移動を守ることは、命を守ること


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 国鉄の分割民営化から30年となった4月1日、札幌で
その検証をと集会が開かれました。自民党は当時、新聞広告
で「ローカル線はなくなりません」と約束していたにもかか
わらずJR北海道は路線の半分が維持困難という状況に。
政府は「国鉄改革の所期の目的は達成した」と強弁していま
すが、道民の誰が納得できるでしょう。分割民営化路線の
破たんは明らかです。
 30年前、私は15歳。JRに変わることでバラ色に
なるような広告ばかりだったように思います。
一方で、多くの国鉄労働者が採用差別を受け、ご家族も含めて苦しい日々を強い
られました。JR北海道でも人員削減と安全軽視の経営が続き、今は路線維持を
理由に地方負担を求めるまでに至りました。結局、道民と労働者に分割民営化の
ツケを負わせようというのでしょうか。
 日高線が復旧されないため、車いすの方が苫小牧の病院で受診するのに宿泊が
必要な状況になっています。実際に受診を控えるようになった高齢者もいると
聞きました。移動を守ることは、命を守ること! だからヨーロッパでは、国に
公共交通維持の責任が課せられているのです。日本政府は国民の移動権を守れ!
 北海道に鉄道網が張り巡らされていた歴史を知らない若い人も増えている
ことでしょう。鉄路とともに発展してきた北海道の歴史と、そこで働いてきた
方々の誇りを、あらためて学びあいたい。大事な鉄路を守るために、私も力を
尽くします。

遺志引き継ぐ決意


岩渕友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 日本共産党発行の『女性のひろば』5月号に、福島県
南相馬市ボランティアセンター長を務めていた宮前利明さん
への追悼が掲載されていました。宮前さんには多くの励まし
をいただいてきました。心からの哀悼、そして感謝を申し
上げます。
 3・11後、党が配置した福島県への支援県の一つに
京都府党がありました。1カ月交代で担当者が現地に来てくれましたが、
その一人が宮前さんでした。
 仮設住宅などにうかがうと、たくさんの要望が寄せられます。京都で生活相談
活動を続けてきた宮前さんの経験が力になりました。
 「原発事故とのたたかいは長くなる。骨をうずめる覚悟で取り組む」と、宮前
さんは南相馬に移住して支援を続けることを決意し、現地の党組織と二人三脚で
被災者支援に取り組み、国と東京電力に対しては厳しく対決してきました。
そして、全国からのボランティアをはじめ、5月の連休と夏休みには民青同盟
主催の全国青年ボランティアセンターで多くの若者を受け入れてきました。
 『女性のひろば』ではボランティアに参加した若者が「被災地の現状を知り、
青年の何かしたい思いを形にし、励まし、社会や自分自身の生き方と向き合う
機会をつくれた」と感謝の気持ちを語っています。宮前さんの遺志を引き継ぎ、
原発再稼働と福島切り捨てを許さないたたかいに力を尽くす決意です。
            (しんぶん赤旗 2017.4.2掲載)

2017年3月29日水曜日

種子への情熱伝えたい


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 籠池泰典氏の証人喚問と同じ日に、衆院農林水産委員会
では主要農作物種子法の廃止が自民・公明・維新によって
可決されました。廃止する理由は「公的機関が持つ種子の
知見を民間へ」。質問に立った共産・民進の7人の議員
すべてが、廃止反対の論陣を張りました。国のやるべき
仕事は、種子ビジネスを応援することなのか!
 この法律は戦後1952年、稲・麦・大豆という主要
農産物の種子については国と都道府県が開発・生産の責任
を負うことを定めたもの。議員提案の法律で、当時の議事
録を読むと「食と農」への強い思いがにじんでいます。その情熱を伝えたく、
私は委員会でも当時の提案説明の一部も読み上げました。
 同じ日に、本会議では農業競争力強化支援法案も審議入り。今の安倍農政は
「攻めの農業」「もうかる農業」を旗印に大規模化や企業参入を進めていて、
その集大成の一つが本法案になります。この点を私が指摘すると山本農水相は
「家族経営を壊していくことを目指しているわけではありません」答弁しまし
たが、種子法廃止の理由で明らかなように、農業の民間開放こそが安倍首相の
狙いです。
 民間で、まじめに農業や食料に向き合っている専門家もいます。一方で、
食料は国民が健康に生きるため必要なものであり、国が責任を放棄してはなら
ないのです。厳しく問うていきたい。
          (しんぶん赤旗 2017.3.26掲載)

住宅無償提供継続は国の責任


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 先日の東日本大震災復興特別委員会で、原発事故によって
避難区域外から避難するみなさん、いわゆる自主避難者への
住宅無償提供が3月末で打ち切られる問題で、無償提供の
継続を今村復興大臣に迫りました。
 住まいは人権です。この間北海道含め、受け入れ自治体
では次々と独自支援が決められてきました。住民のみなさん
の運動の成果です。しかし、兵庫県宝塚市の市長が
「自治体の支援には限界があり、国が一律の支援策を
打ち出すべき」と言っているように、国が責任を持つべき
です。
 ところが大臣は3月12日のNHK日曜討論でこの問題に触れ、「ふるさとを
捨てるのは簡単」だと言い放ちました。東京に避難する方から「ふるさとを捨てる
ことができないから6年間も苦しんでいるのに」と悲痛な訴えがありました。
「大臣はこうした思いを分かっていない」と迫ると、大臣は98%の方が4月以降の
次の住まいをきめていることをもって「これだけの人が戻っている」と何度も繰り
返しました。やっぱり大臣は分かっていないのです。次の住まいを決めた方の8割が
避難継続を決めています。
 避難区域内は、原則戻れないとされてきた帰還困難区域をのぞく地域の避難指示が
4月1日までに解除される方針です。避難指示が解除されれば原発事故の被害が
終わりではありません。戻る人も戻れない人も、どんな選択も尊重されなければ
なりません。「被害が続く限り国が責任を持って取り組め」、引き続き国に迫って
いきます。

2017年3月21日火曜日

原発避難の集団訴訟


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 テレビ、ニュースが「森友学園」で揺れている中、「原発事故
の避難者の集団訴訟で前橋地裁が、国と東電の責任を認め賠償を
命じる判決」とのテロップが流れました。思わず「よし!」と手
を打ちました。これは、東京電力福島第1原子力発電所の事故
で、群馬県に避難した人など130人あまりが生活の基盤を失う
など精神的な苦痛をうけたと訴えた裁判です。被災して避難生活
を余儀なくされてきた全国の被災者の皆さんにとっても、
大きな激励となる判決です。
 3月11日、政府主催の追悼式では、安倍総理は、東京電力福島原発事故に
ついては一言も触れず、「福島においても順次避難指示の解除が行われるなど、
復興は新たな段階に入りつつある」などと成果だけを強調しました。以前「原発
事故はコントロールされている」と言いましたが、総理にとって事故は過去の
記憶にすぎないようです。「福島を切り捨てるのか!」と批判の声が上がるのは
当然です。
 東日本大震災・東京電力福島原発事故から6年。「生涯忘れることができない
大災害」と多くの人が感じ、その後の生き方や国のあり方にも大きな影響を与え
ました。二度と起こしてはいけない事故です。事故の悲しみを乗り越え、懸命に
前を向いて生きようとしている被災者の皆さんに寄り添い、被災者全員が救済
されるために力を尽くします。
          (しんぶん赤旗 2017.3.19掲載)