2016年11月9日水曜日

強行採決の暴挙は認められない


岩渕 友 参院議員
 「国会かけある記」

 11月4日、衆院TPP特別委員会で承認案・関連法案に
ついて自民・公明の与党と日本維新の会が反対の声を
押し切って採決を強行しました。与党から「平穏な状況の
もとで採決が行われたわけではない」という声が出される
など、やり方も異常な強行です。
山本農水大臣の国会軽視の相次ぐ暴言が放置され、徹底
審議もされないままに強行する。国民の声もルールも踏み
にじる暴挙を認めるわけにはいきません。
 4日は福島県内で農家、JA、らくのう組合を訪問し、
TPPがどういう影響を及ぼすことになるのか話をお聞きしていたところ
でした。
「真綿で首を絞められるよう。農業に希望が持てなくなる」「先が
見通せなくなる。後継者がいなくなる」などの声が次々出されました。
その後参加した災害対策全国交流集会でもTPPは復興の妨げになるとして、強行採決
への抗議の緊急決議があげられました。
 国会前では連日座り込みが行われ、全国から多くの方たちが「TPP反対!」の思い
を持って参加され、抗議の声をあげています。全国でも寒さが厳しくなる中、デモや
集会や宣伝などが行われており、この声がTPPを強行しようとする陣営を追いつめて
います。
 参議院の党議員団では紙智子参院議員を先頭に、TPPが参議院での議論になった
場合は徹底的に問題点を明らかにして国民のみなさんに知らせていこう、断固阻止
しようと準備を進めています。みなさんの運動と結んで全力でがんばります。