2016年11月21日月曜日

思い出は駅とともに


畠山和也 衆院議員
 「国会かけある記」

 JR北海道が「単独では維持困難」という路線を発表しま
した。国や道が、だまって見過ごしてはなりません。国鉄の
分割・民営化の時から北海道は経営的に苦しくなることを、
国はわかっていたはずです。公共交通を守る責任を果たす
よう、政府へ訴えていきたい。
 通学・通院や貨物輸送など、JRを必要としている人は
多くいます。
加えて、日高や北見で鉄路を守る運動をされている方は、
観光列車などの利用促進策の提案もしています。何とかJR
利用を増やそうと知恵を出し合っているのに、JR側が消極的
な姿勢とのこと。道民のための公共交通を自負するのなら、
厳しい経営とはいえ前向きに協議に応じてほしい。
 比布町で演説会がありました。今年、町が駅舎を改築して、交流スペースも兼ねた
カフェもオープンしたと聞いていたので、そこで手作りピザを昼食にいただきました。
地元のお米や手作りのパンなども販売し、落ち着く感じでホッと一息。思えば駅は、
いろんな人と人との出会いがある場所なんだよな、と思いました。思い出は駅と
ともに、という方も多いことでしょう。
 分割・民営化をバラ色に描いてきて、この期に及んで政府が切り捨てを容認する
ようなことは許されません。道路にはさんざん税金を使っておきながら、鉄路は守る気
がないと言わせないため、国会内外で力を合わせましょう。

0 件のコメント: