2016年10月15日土曜日

TPP阻止へ、国会でも野党共闘


畠山和也 衆院議員
 「国会かけある記」

 国会は「いつからTPP特別委員会の審議を始めるか」
で、せめぎあいとなっています。与党は安倍首相の強い
意向を受けて早期審議入りをめざしていますが、新大臣
への所信聴取と質疑もまだおこなっていないし、輸入米
の価格偽装疑惑についても全容解明には遠く、TPPの
もとでも「国産米への影響はゼロ」という政府試算も撤回
とやり直しが必要です。
 委員会を開くには、各党理事による理事会で決定しな
ければなりません。日本共産党は残念ながらオブザー
バー参加のため、民進党との連携が欠かせません。民進党の筆頭理事になったのは、
自他ともに認める「反TPPの男」・篠原孝議員。
実は国会でいつも「TPP  STОP」のネクタイをし続けているのは、私と篠原議員
の二人だけなのです。
先日も二人で話し合い「今国会での批准は断固阻止」を確認しました。
 ところで篠原議員は、私の父親と同じ年。それを伝えると「あなた、そんなに
若いのかい」と苦笑しきり。「あなた方(日本共産党)のように、しっかり中身を
暴いていかないとダメなんだ」とも話されました。
 野党共闘の行方に関心を持たれている方も多いと思いますが、このように
議員同士での努力を強めています。何より根本は、力強く大きな国民の世論と
運動。くらしも地域も壊すTPPの批准阻止へ、力を合わせましょう。