2016年3月18日金曜日

原発事故がなければ


いわぶち友 日本共産党福島県委員会常任委員
(参議院比例予定候補)「北海道・東北」
 「かけある記」

 東日本大震災津波と東京電力福島第一原発事故から
5年が経ちました。犠牲になられた方々に哀悼の意を
表するとともに、みなさんのご支援に心から感謝申し
上げます。
 比例候補になり初めて岩手県と宮城県の津波被災地
を訪れることができました。「津波で助かった命だから
これ以上の犠牲を出さない」とみなさんが頑張って
います。福島県では加えて原発事故と放射能、国と東京電力と
たたかってきました。
 3月11日、南相馬市原町の原発ゼロ金曜行動に参加
しました。南相馬市には原発事故で避難が続く小高、かつて避難地域に指定されて
いた原町、それ以外の鹿島があります。同じ市民が分断されました。3月11日だから
こそ原発ゼロと声をあげたいという思い。目の前を通る車から次々に手が振られます。
 原発事故さえなければ失うことのなかった命があり、当たり前のくらしがあります。
この5年間、一人一人が経験してきたこと、思いのどれもが原発ゼロの十分な理由に
なります。これは福島県だけの話ではないと思います。福島原発事故をきっかけに
原発ゼロの運動が大きく広がり、原発がなくても大丈夫だということを証明しました。
 大津地裁が高浜原発3、4号機の運転差し止めを決めましたが、国民の運動が
政治を動かしています。原発ゼロを政治決断し、福島切り捨てをやめさせて復興を
進めるためには安倍政権を倒さなくてはなりません。命がかかった参議院選挙です。
必ず勝たなければとあらためて決意しています。