2015年7月27日月曜日

国民の願いを胸に



畠山和也 衆院議員
 「勝負はこれから」

 衆院特別委員会で強行採決された翌朝、教員時代の知人
からメールが届きました。戦争法案について「畠山先生が
いつも言っている『教え子を再び戦場に送るな』という
言葉は、全く同じ気持ちです」。子どもたちにどう話したら
いいか、まったく触れないのは教員として不誠実では
ないか・・・と考えて夜も眠れなかったとのこと。
 「畠山先生は、私たちでは手の届かない政治の世界で
子どもたちを守ってください。畠山先生の思いは、教職員と
保護者みんなの思いと同じですよ。教え子が戦場に行く
かもしれない制度を作ってはいけません。絶対に」。
結びの言葉から、先生の真剣さが伝わってきました。
 その日は、道内のある市議さんから「本会議を傍聴したい」とも連絡があり手続き
を取りました。傍聴していると討論中に眠り出す議員がいて情けない・・・と思ってい
た矢先に志位委員長の反対討論。「国民とともに絶対に廃案にするという言葉を聞
きながら、ちょっと泣いた」そうです。
 強行採決の現場にいて、悔しい思いでいっぱい。しかし与党議員に法案を通した
安堵(あんど)感や笑顔は見られませんでした。反対の声に追い詰められた安倍
政権の焦りも、手にとるようにわかる瞬間でもありました。論戦の舞台は参議院に
移りますが決着の土俵は国民世論です。勝負はこれから!
                    (しんぶん赤旗  2015.7.25掲載)

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