2014年10月14日火曜日

国民の願いを胸に



 「恋が実ってよかった」
   参院議員   大門実紀史

 先日、岩手県盛岡市で開かれた民青同盟のSさんと
Tさんの結婚を祝う会に出席しました。
イタリアンレストランを貸し切りにした若い仲間だけの
気取らない温かい雰囲気の会でした。
ちょっと渋くてかっこいいSさんと賢くてかわいい
妻のTさん。
生まれたときから赤い糸で結ばれていたかのように
溶けあっていました。
後でSさんから、わたしのフェイスブックにお礼の
メッセージが届きました。
「大門さんに祝ってもらうと子宝に恵まれるようで、来てくれてうれしかったです」
 なんだかお産婆稲荷の神さまにでもなった気分ですが、本当にいいご家族を
つくってほしいと思いました。
 結婚を祝う会ほど呼ばれてうれしいものはありません。
若いカップルの誕生をみるたびに、恋が実ってよかったね、と思います。
好きな人にめぐり会えた幸せ、いっしょに暮らせる幸せは何にもかえがたい。
実らぬ恋もあるのだたら。
 特に、たたかいをつうじて結ばれたカップルの絆は固い。
SさんとTさんも民青同盟のなかで学びたたかうなかで、お互いを見つめ信頼
し合っていったのだと思います。
わたしの友人にも選挙活動で知り合い、そのあと結婚したカップルが
何組もいます。
不思議なことに、選挙に勝っても負けても、カップルだけは生まれるのです。
 脈々と命が繋(つな)がれていく。たたかいも世代から世代へと引き継が
れていく。それもこれも、恋が実ったおかげです。
                (しんぶん赤旗 2014.10.11掲載)