2014年7月2日水曜日

  戦争につながることだけは





はたやま和也日本共産党北海道委員会書記長

     「かけある記」



 この原稿を書いている時点で、集団的自衛権の行使容認は、世論の反対を前に閣議決定はされていません。
宣伝をするとビラを受け取る青年や若い女性の姿が見えました。やれることをやりぬきたい。
 安倍政権も自・公両党もひどすぎないでしょうか。環境大臣からは暴言がありました。公明党の「平和の党」の肩書は、どこに行ったのでしょう。
北海道でも地方議会から反対の意見書が上がっていますが、自民党幹部は「日本人なら勉強しろ」と恫喝(どうかつ)まがいの発言まで。あなたこそ与党の幹部なら、意見書の重みを勉強してほしい。
 先日、知人から「日本人はおとなしすぎるんだ」と言われました。
おとなしい、というより不満をぶつける先がないのではないか
これまで何度も政治に裏切られて「仕方ない」と思わされてきたのではないか。
だから日本共産党が元気にがんばるんだよ、と彼に答えました。
彼は「そうだよな、共産党しかないんだよな」とおとなしくなってしまいました。
 今月十五日、日本共産党は創立九十二周年を迎えます。
 北海道では六十九年前、室蘭市や釧路市・根室市を中心に前日から大空襲を受けた日でもあります。「どんな小さなことでも戦争につながることはやめさせなくちゃいけないよ」とは空襲を受けた女性の言葉。
私が初めて立候補した時に、応援してくださったアイヌの方です。
暑い夏を前に、みんなで心を熱くしてがんばりましょう。