2017年9月15日金曜日

共同の発展が歴史を開く


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 残暑が残る9月の午後、日差しは強く、熱い秋のたたかい
を予感させるかのように、じわりと汗がにじみます。
「市民と4野党の共闘で安倍政権にレッドカードを!」と、
4野党が勢ぞろいした共同演説会がJR新さっぽろ駅前で
行われました。
 「野党は共闘」のプラカードを持った皆さんが次々と集
まり、熱気が伝わってきます。昨年4月の衆議院5区の補欠選挙で始まった共同
が発展しています。
自由党の森ゆうこ参議院議員、民進党の池田まき道五区総支部代表、社民党道連の
豊巻絹子副代表、そして戦争させない市民の風・北海道の上田文雄共同代表、
日本共産党の私が、訴えました。
 昨年参議院新潟選挙区で自民党を打ち破って勝利した自由党森議員は、「市民
と野党の共同は、選挙の時だけでいいわけではない、国民のための政治に変える」
と訴え、民進党池田さんは、「庶民のための政治は私たちが作る。中央で何があろ
うとも、地方で庶民の命を守れるように責任をもつ」と、社民党豊巻さんは「立憲
主義を破壊する安倍政権を許さないため力を合わせよう」と、市民の風上田さんは、
「国の進路を決めるのは我々国民。戦争法を廃止、改憲を阻止するために市民と
野党の共闘が大事」と訴えました。
 野党の中で離党騒ぎなどいろんな動きはありますが、政治を動かしているのは
市民の力、国民の運動であり、揺るがない共同を求める動きが歴史を開いている
ことを感じました。
 

2017年9月5日火曜日

ソバが取り持つ縁


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 国会内には、いくつか食堂などがあります。先日、よく
行くソバ屋さんでバッタリと自民党のM衆議院議員と会い
ました。せっかくなのでと2人並んで、ソバを食べました。
 Mさんは政務3役経験があり、今は自民党内でもある
役職に就いています。ある議員立法の作業の際に面識が
できて以来の仲で、会うたびに「共産党ががんばってくれ
たから成立できた」と言ってくれます。なぜか私が取り
まとめの功労者と思われていて、そのたびに恥ずかしい
思いをします。
 このソバ屋さんは国会内だけでなく、いくつかの省庁にも出店しています。
もとは官僚出身のMさんが「よくソバを食べていたんだよ。出向でしばらく本省
から離れて、戻ってソバ屋に行ったら『しばらく来なかったじゃないか』と言わ
れてね。覚えてくれてたんだね」と話をされ、国会論戦では「共産党の議員は
本当に鋭い質問をしてくるよね」とも。立場の違いはあれ、ていねいに答弁する
Mさんを知っているので興味深く話をうかがいました。
 自民党にも議員一人ひとりに様々な方がいますが、安倍政権以降、党内がモノ
トーン(単色)化して異論を言えなくなったと言われます。いずれにしても、
憲法破壊や国民が被害を受けるような政治を終わらせることが今の一番の仕事。
その日本共産党の筋を通す姿勢は、自民党の議員もよくわかっていることでしょう。
お互いに「がんばりましょう」と述べあって、ソバ屋を後にしました。

共闘の努力 ここに


岩渕 友参院議員
「国民の願いを胸に」

 恒例となっている日本共産党東北ブロックの後援会交流・
決起集会が8月25、26日両日、青森県平川市で開かれまし
た。日帰りを含め約300人の方が参加し、会場熱気ではいっ
ぱい。とにかく元気になりました。
 昨年の参院選、7月の仙台市長選など、市民と野党の共闘
を発展させる先頭に立ってきた東北。各地の取り組みを聞い
て、どんな努力や苦労、やりがいがあったのかよく分りました。これらの経験は
総選挙にも生きるものばかりです。
 講演をした党中央委員会選対局の田熊和貴さんからは「かつては力があっても
選挙で勝つことができないこともあった。今は都議選ののように、力さえあれば
勝つことができる情勢だ」との話がありました。
 党に大きな期待が寄せられるようになったのは、後援会のみなさんの粘り強い
活動があったからこそ。この力をさらに大きくしたいと、活動を再開させた女性
後援会や文化後援会からのパワフルな発言もあり感動しました。
 こうした積み重ねが比例東北ブロックから2議席を実現しようという、大きな
力になっているのだと思います。
 津軽三味線の演奏や民謡、各県の出し物にも元気が出て、津軽富士と呼ばれる
岩木山とりんご畑、田んぼが広がる美しい景色、りんごが浮かぶ温泉にも心身と
もにすっかり癒されました。比例東北ブロックから2議席実現へ。心一つに頑張
りましょう!
          (しんぶん赤旗 2017.9.3掲載)

2017年8月30日水曜日

被災地で歴史的な母親大会


岩渕友 参院議員
「国会かけある記」

 岩手県盛岡市で開催された第63回日本母親大会に参加
しました。道内各地から参加されたみなさんともお会いし、
交流することができました。
 歴史的な大会になったと思います。来賓として達増拓也
岩手県知事と谷藤裕明盛岡市長が参加。知事と市長が一緒
に参加するのは、大会史上初とのこと。
会場が大いに沸きました。また、実行委員長はJA岩手県
女性組織協議会会長です。2015年の県知事選挙で、
野党が共闘して達増知事を誕生させ、その後も発展して
きた市民と野党の共闘が新しい変化をつくっていることに胸が躍りました。
   東日本大震災後、東北で初めて開催されることになった大会。岩手、宮城、福島
の3県で被災地をめぐる分科会が行われました。大震災から6年5ヵ月経った
被災地の現状を知ってもらう貴重な機会になりました。大会の様子は地元紙が
見開きで紹介しました。
 私にとって岩手県での日本母親大会は2回目。前回は1988年の第34回大会
です。小学生だった私は母と一緒に参加しました。といっても、暑かったことぐらい
しか思い出せないのですが。今回母は参加できませんでしたが、親子で参加される
方々も多くいらっしゃいました。
 母親大会は原水爆禁止が原点です。草の根で運動が続けられ、次の若い世代に
つながっています。その努力に思いを馳せながら、核兵器禁止条約にサインする
政府をつくらなくてはと改めて決意しました。

秋田豪雨が気がかり


紙智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 7月に秋田県を襲った集中豪雨。直後に高橋千鶴子衆院議員が
現地に入り政府に要請しました。8月18日に農業被害の全容を
つかむため、高橋議員、岩渕友参院議員、ふなやま由美衆院東北
比例予定候補とともに、私も秋田市と大仙市へ入りました。
 現地で、加賀屋千鶴子県議や佐藤純子、鈴木知両秋田市議、
佐藤文子、藤田和久両大仙市議と合流して、被災地を回り、
日本海に注ぐ雄物川とその支流に沿う甚大な被害の様子がわかりました。
 秋田市では、農林水産業の総額で約91億円の被害に上ることが
明らかになりました。大仙市でも過去最大の被害だといいます。
国は激甚災害指定を行いましたが、不安や心配が渦まいています。
 「農業施設や土木関係は補填(ほてん)されると言うが、自治体負担はどこまで
負担できるのか」「農作物は共済で対応するため秋の収穫まで待たなければならず、
水につかったところがこの後、病気が出ないか心配」「枝豆日本一を目指して作付
けしたところが水没。後に何を植えられるのか」「基盤整備の償還の最中にまた
被害に遭ったので、これ以上の負担は無理」などの声が出されました。
 8月24日から再び大雨が降りました。落ち着く間もなく雨のたびに不安が襲う
現地を思うと、気がかりでなりません。現地と連絡をとりながら解決に向けて取り
組みたいと思います。
            (しんぶん赤旗 2017.8.27掲載)

2017年8月23日水曜日

農業への熱い情熱たぎる姿


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 太田原高昭先生(北海道大学農学部農業経済学科教授、
名誉教授)が亡くなられました。講演などでは、いつも
笑顔で、実に楽しそうに語りかけ、それでいて、農業への
熱い情熱がふつふつとたぎる姿が目に浮かびます。
 北海道農業が危機に直面していた時には複合経営を
提案し、農家の経営を支えました。
日本共産党が「農業再生プラン」を提案し、各地でシンポ
ジウムを開催しましたが、パネリストをこころよく引き受け
てくださり、研究者の立場から発言してくださいました。
 北海道農業の特徴である「輪作体系」についても、「同じ作物を同じ土地に植え
続けると、連作障害が生まれるので、それを防ぐ方法として、農家自身が編み出し
たのが輪作体系であり、麦、大豆、ビート、馬鈴薯などを、ローテーションを組ん
で作付けする、変えることで連作障害からは解放された」と農家の取り組みを
評価し、励ましました。
 安倍政権が進めるTPP(環太平洋連携協定)や「農協改革」についても、
ずばり本質的な問題を指摘し、協同組合そもそも論を解き明かしてください
ました。政府が、地域に重要な役割を果たしている総合農協を否定する背景に、
農協マネーとJA全農が持っている農村市場を狙う、日本と米国の資本の野望が
あることを明らかにし、農協解体を止めるために、衆議院の農林水産委員会で意見
陳述もしてくださいました。心からの感謝を込めて、哀悼と、今後の奮闘を誓い
たいと思います。

黙っている場合じゃない


畠山和也 衆院議員
「国民の願いを胸に」

 オスプレイの訓練やめよ!
 北海道で始まった日米共同訓練は、最大規模となる2000人
の米海兵隊が参加するうえ、墜落事故を起こしたばかりの
オスプレイの飛行を強行しました。
   紙智子参院議員と即時中止するよう要請したところ、
防衛省は「安全」と強弁する米国の主張を追認した答弁に
終始しました。夜間訓練がありうるとようやく認め、
オスプレイの飛来は前日夜に関係自治体へ連絡するとも
答えました。まさに「米国ファースト」といった
ありさまです。
 監視も兼ねて、報道公開されていた訓練開始式に足を運びました。式を終えて
バスで移動するとき、米海兵隊とすれ違いました。20代前半と思われる顔立ちには
幼さが残り、笑顔で手を振る隊員も多くいました。
バス一行が日本共産党の議員だと知らなかったでしょうが、彼らが戦場でたたかう
訓練をするのかと思うと、悲しい気分になりました。
 いつも全線へ送られるのは、米国でも日本でも変わりなく若者たちです。憲法9
条の歯止めがなくなってしまえば、日本の若者たちも一緒に海外で武器を手にする
ことになるのでしょう。そんな日本にしていいのか。車中で考え込みました。
 黙っている場合ではありません。道内各地では怒りの抗議が波状的に広がって
います。安倍政権の暴走には、東京や仙台で厳しい審判も下りました。勝負はこれ
からです。
              (しんぶん赤旗 2017.8.20掲載)